VIP PREVIEW開催中は会場限定販売となりますので、
VIP PREVIEWにご参加を希望される方は、下記のGoogle Formよりお申込みをお願いいたします。
アートを選べる楽しさと、その限界
アートフェアには、多くの作品が一度に集まる。
色も形もテーマも違う作品がずらりと並び、訪れる人はその中から自由に「自分の好きな一枚」を見つけることができる。
この「選べること」はアートフェアの大きな魅力である。たくさんの作家の作品を見てまわりながら、自分の感性に合う作品を見つけていく過程は楽しい。
ただ、その反面、大事なことが見えにくくなることもある。
作品の数が多すぎたり、展示の仕方によっては、ひとつひとつの作品に込められた思いや背景が伝わらないまま終わってしまうこともある。
作家の世界観が伝わりにくい展示の仕方
多くのアートフェアでは、ひとつのギャラリーブースに複数の作家が参加している。そして、作家ごとの展示点数は1〜2点だけ、という場合も少なくない。
たった1枚、あるいは2枚の作品だけで、その作家の世界観や表現方法を知るのは難しい。
どんなテーマを大切にしているのか、どういう思いで作品を作っているのか、どういった技術を使っているのか──。そうしたことを伝えるには、あまりに情報が足りない。
結果として、アートフェアで作品を見ても、ただ「きれいだな」「おもしろいな」と思うだけで終わってしまい、そのあとに記憶に残らないということが起きてしまう。
アートを買うときに必要な「価格の情報」
もうひとつ、多くのアートフェアで見られるのが、「作品に価格が表示されていない」という問題である。
作品に値段が書かれていないと、買いたいと思ったときに、そのたびにギャラリーの人に聞く必要がある。
声をかけるのに緊張する人もいれば、聞いてみて予算を超えていた場合、断りづらくて困るという人もいる。
価格がわからないというだけで、購入へのハードルは一気に高くなる。せっかく作品に惹かれても、「やっぱりやめておこう」と思ってしまう人も多い。
タグボートアートフェアの取り組み
こうしたアートフェアの課題を少しでも解決しようと、タグボートでは独自のスタイルでアートフェアを開催している。
最大の特徴は、1つのブースに1人の作家だけが展示するという形式である。いわば、ひとつひとつのブースが小さな個展のようになっているのだ。
この展示方法によって、来場者はその作家の作品を複数見ながら、表現の幅や世界観、テーマの一貫性を感じ取ることができる。
短時間でも、その作家がどんな考え方で作品を作っているのかが伝わってくる。
来場前に作家を知る工夫
さらに、タグボートではフェアに来る前に作家の情報を知ることができるよう、1分間のショート動画をオンラインで公開している。
この動画では、出展作家が自分の言葉で制作について語っている。作品をつくる理由や大切にしていること、これから挑戦したいことなどを知ることができる。
会場で初めて作品を見るよりも、事前に作家の人となりを知っているほうが、作品への理解が深まる。展示をより楽しむための入り口となっている。
見たあとに振り返るためのカタログ
会場では、今回から出展作家を紹介する冊子(カタログ)を無料で配布する。
1人1ページ、写真や略歴、作品の紹介文などが掲載されており、来場者はそれを持ち帰ることができる。
フェアのあと、自宅でカタログを読み返すことで、「あのとき見た作品」「話した作家」の記憶を思い出せる。
展示を一度きりの体験にせず、何度も振り返ることができるのは、アートとの関係を深めるうえで大切な工夫である。
明確な価格表示とスムーズな購入
タグボートアートフェアでは、すべての作品に価格が表示されている。そのため、来場者は事前に金額を知ったうえで、安心して作品を選ぶことができる。
しかも、気に入った作品のキャプションを取り外して、そのままレジに持っていけば購入手続きができる仕組みになっている。
特別な手順や交渉は必要ない。アートを買うことが、もっと自然で、シンプルなものとして体験できるようになっている。
作家と直接話せる機会
フェアの会場には、多くの作家が自分のブースに在廊している。来場者は気になる作品の前で、直接作家と話をすることができる。
「なぜこの作品を作ったのか」「どんなことを考えているのか」──そんな問いかけに、作家は自分の言葉で答えてくれる。
作品の奥にある物語を知ることで、その1枚の絵は、より特別なものになる。
オンラインでも購入できるという選択肢
タグボートアートフェアでは、来場できない人のためにオンラインでの購入も用意されている。事前に動画やカタログで情報を集めたうえで、会場に足を運ばなくても作品を選び、購入することができる。
リアルとオンライン、どちらでも参加できる仕組みがあることで、アートとの出会いはより広く、自由なものになっている。
アートを「体験」できるフェア
タグボートアートフェアは、ただ作品を並べて見せるだけの場ではない。作家の考えや作品の背景を知り、実際に会話をし、理解を深めたうえで選ぶことができる場である。
価格も表示されていて購入がしやすく、情報も手に入り、振り返るための資料もある。リアルでも、オンラインでも参加できる。
アートとの出会いを「ただ見るだけ」で終わらせず、「自分のものとして選ぶ体験」に変える。そのための工夫が、ここには詰まっている。
|
|
|
Schedule
Public View
4/19 (sat) 11:00 – 19:00
4/20 (sun) 11:00 – 17:00